コンフォルト 2025年12月号(206) 食空間の現在地
■特集 食空間の現在地
・料理人の思いを空間に映す
CASE 1 ときを戻し、未来をひらく
MUBE 改修設計 鈴木良/kankakari
CASE 2 薪の炎を眼前に口福を待ち焦がれる
TACUBO白金台 内装設計 増田太史/マスタード
CASE 3 粉と水を練り薪火で焼く、物語を味わう
PER TE 内装設計 柳原照弘/Teruhiro Yanagihara Studio
CASE 4 この地の恵みをいただく場を醸す
TSUKIHI 改修設計 長坂純明/ひとともり
・火・タネ・微生物から考える 小川彩
その利用こそが、人間を人間たらしめた 火
時間と距離の記憶を宿し、つなぐ タネ
再生産可能社会における立役者 微生物
『和食人類学』をリリースした玉利康延さんに聞く
食を文脈視点で捉えるためのブックガイド
・奈良・宇陀の左官職人、宮奥淳司さんに聞く
竈のひみつ
日干し煉瓦と土で竈をつくる/竈の名称
重要文化財 片岡家住宅/宇陀市歴史文化館「薬の館」/
木屋正酒造ゲストハウス「座」/鹿の舟「竈 Kamado」
・自然と人とエネルギーが循環するキッチン
宇南山加子さんと松岡智之さんの2つのキッチン
宇南山さんと松岡さんのキッチンとキッチンガーデン
SAMNICONのキッチン
・ひとの集いを促す装置として
機能とデザインを両立させたキッチンのオーダー
・実践編
火があれば、そこはキッチン FIRST PLACE 岡村俊輔
・オーダー編
イタリア Boffi/Poliform/Molteni&C/ minotticucine
ドイツ bulthaup/ SieMatic
日本 Aria & Aura/F-FURNITURE
・キッチンのクオリティを支える建材
タイル/水栓/ヒンジ/ランプ
・記憶を集め、人を寄せる場
秦泉寺由子の「由来」
・交流と対話のなかから、うつろう世界の先に見る景色
バリ発、Jia CURATEDが示すアジアの伸びしろ
■連載
・先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。
ケンチク学ビバ 第68回 東京造形大学造形学部デザイン学科
室内建築専攻領域 准教授 長岡勉
・寄り道! ニッポン家具産業史 第20回 最終回
NCルータは何がそんなにすごいのか? 佐野由佳
著者:
出版社:建築資料研究社
サイズ:A4
ページ数:140
発行年:2025.12
