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地震地盤動力学の基礎 エネルギー的視点を含めて

セール価格 7,260円(税込)

対象としている範囲は、地盤中の波動伝播、地盤の変形・破壊現象に関する基礎理論やモデル化、さらに地盤震動、液状化、斜面崩壊に関わる理論・実験・解析に及ぶ。地震時の地盤挙動メカニズムを理解するための参考書。

■目次

 第1章 地盤中の波動伝播と減衰

 ・地中での地震波の伝わり方

 ・1次元の実体波伝播

 ・3次元の実体波伝播

 ・表面波の伝播

 ・地盤の粘弾性表示

 ・地盤中の波動減衰

 第2章 地震時の地盤物性

 ・地盤物性の特徴

 ・地盤物性の求め方

 ・小ひずみ物性

 ・ひずみ振幅に対する物性変化

 第3章 地盤物性モデル化と解析・モデル実験

 ・地盤物性のモデル化

 ・地盤物性の解析への適用

 ・地盤物性と模型実験

 第4章 地震の震動増幅と波動エネルギー

 ・地盤と振動増幅

 ・2層系地盤モデルによる増幅特性

 ・鉛直アレーによる観測例

 ・鉛直アレーと入射波増幅率

 ・1次元波動伝播による地盤~構造物間相互作用と逸散減衰評価

 ・波動伝播とエネルギーフロー

 ・鉛直アレー記録による波動エネルギーフロー

 第5章 地盤の液状化

 ・液状化の基本メカニズム

 ・液状化発生への地盤特性の影響

 ・砂礫や細粒分の影響

 ・貫入試験による液状化判定

 ・粘性土の繰返し軟化

 ・液状化による地盤変形と対策

 第6章 地震による斜面崩壊

 ・静的震度による滑り面法

 ・Newmark法

 ・剛性低下を考慮した自重解析法

 ・エネルギー的斜面流動評価法

 ・実際の斜面崩壊データ分析と摩擦係数の逆算

 ・模型水路実験から見た地盤材料特性と摩擦係数

著者:國生剛治

出版社:鹿島出版会

サイズ:B5

ページ数:385

発行年:2014.01