建築設計演習 1 基礎編:図法から空間へ
築家をめざす初学者に向け、設計とは何かをわかりやすく解説する入門書。設計に対する興味や意識を発展させ、当本の姉妹編である「標準編」「展開編」へとつなぐ建築設計演習のための「基礎編」。
■目次
・I 建築製図の基本とプレゼンテーション
I-1 製図用具
描く道具/基準となる定規/製図環境を整える/実測とスケッチの方法
I-2 立体表現の方法
図形と分割の方法/投影図の種類/陰影の描き方1/陰影の描き方2
透視図の種類、直接法の仕組み/透視図(直接法)/消点が生まれる仕組み
消点の求め方/透視図(消点法)/透視図(消点法+直接法)
成角透視図の視点の決め方/スケッチパースのコツ/透視図・斜投影図の実例
I-3 プレゼンテーション
模型製作の道具と材料/模型製作から写真撮影/模型と模型写真の実例
図面レイアウトの方法1 基礎/図面レイアウトの方法2/ドローイングの表現方法
点景の描き方/プレゼンテーションの実例
・II 設計図面作製のプロセス
II-1 建築製図の表現
線の種類、文字の描き方/図面の表示記号/設計図面の種類
計図の描き方
配置図(木造・RC造)/平面図(木造・RC造)/断面図(木造・RC造)
II-2 エスキスと設計の進め方
エスキスの方法
Step1 事前調査/Step2 イメージスケッチを描いてみる
Step3 コンセプトをつくってみる/Step4 ゾーニングをする
Step5 エスキスを何回も練る/Step1~6 完成までの流れ
・III 建築空間の創出
III-1 素材と空間架橋
建築空間を表現する材料
土、石/木、コンクリート/鉄、ガラス
III-2 空間構成の手法
設計の手法1 床/設計の手法2 光/設計の手法3 緑
設計の手法4 地/設計の手法5 皮
・IV 空間構成の原理
比例と幾何学/シンメトリーとグリッド/フランク・ロイド・ライト
ル・コルビュジエ/ミース・ファン・デル・ローエ/ルイス・カーン
・演習課題
Q1 線の練習1/Q2 線の練習2・Q3 図形と分割の練習/Q4 線の練習
Q5 立体と立面図/Q6 立面図と立体/Q7 庇の陰影/Q8 建築の陰影
Q9 透視図(直接法・平行透視図)/Q10 透視図(消点法・成角透視図)
Q11 窓と外壁のスケッチ/Q12 心地よい領域の創造
Q13 休憩所のデザイン/Q14 別荘のコンセプトをつくる
Q15 段ボール箱による展示空間/Q16 住宅地の敷地を読む
Q17 建築家の作品に学ぶ/Q18 情報を集める/Q19 スケッチを描く
Q20 建築を体験する/Q21 モノと空間を測る
Q22 「私の部屋」のビフォー・アフター/Q23 7Mキューブの住宅
著者:高砂正弘、本田昌昭、寺地洋之
出版社:鹿島出版会
サイズ:A4
ページ数:143
発行年:2010.04
