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断熱学校 : 学校から脱炭素社会

セール価格 2,420円(税込)

「暑くて寒い」学校に圧倒的に不足している「断熱」。断熱ワークショップから、建築のつくりかた、そしてエネルギー問題を学ぶ一冊。

「これは学校だけの問題ではない。自分たちの社会を変えていくモチベーションの醸成装置だ」。

気候変動が進んだいま、学校の教室は空調をつけても暑い、冬季は暖気が逃げていく「暑くて寒い」危機的環境下にある。原因は校舎の「断熱」不足。
学習環境だけではなく、いまどきは体育館の開放利用や、非常時の避難所などの地域利用にも深刻な影響を及ぼしうる事態である。
本書は断熱の仕組みや設計手法から効果、生徒がDIYで取り組めるワークショップのノウハウまで、問題を知り、いま何ができるかを読み解く。そして、2050カーボンニュートラルの実現可能性がとりざたされるなか、「こどもの環境」への意識から環境と共生する建築のあり方、エネルギー問題への取り組み、脱炭素社会への道筋を考える一冊。――いまの学校、暑くて寒い。断熱学校で勉強だ。

■目次
はじめに
1 学校が暑くて寒い
2 熱を断つ
3 進む住宅、遅れる学校
4 学校を断熱する
5 断熱ワークショップをしよう
6 断熱ワークショップをやってみた
7 進む自治体の取り組み
8 効果をはかる
9 理想の「断熱学校」
10 学校から脱炭素社会をつくる
おわりに

著者:竹内昌義、内山章

出版社:鹿島出版会

サイズ:四六

ページ数:204

発行年:2025.08