ライト=マンフォード往復書簡集 1926-1959
機械のイメージが席巻した時代の潮流に抗い、20世紀アメリカ文化の根底を問い続ける建築家フランク・ロイド・ライトと批評家ルイス・マンフォード。2人はともに情熱的な書き手であり、世界の動向をはっきりと自覚していた。本書に納められた160通の手紙は、アメリカ建築の独自性、友人や対抗者たちの群像、国際様式の輸入と瀰漫、自然と人間、芸術の本性に至る幅広い話題を語り合った、美しくも鮮やかな精神の結晶である。
■目次
・日本語版への序文 香山壽夫
・謝辞
・解題
・往復書簡について注記
・往復書簡
1926-1929年/1930年/1931年/1932年/1933-1939年/1941年/1946年/1951年/1952年/1953年/1954-1958年/1959年
・訳者のノートから
・訳者あとがき
・邦訳文献
・年譜
・索引
著者:B.B.ファイファー・R.ヴォトヴィッツ、富岡義人
出版社:鹿島出版会
サイズ:四六
ページ数:457
発行年:2005.06
