ミース・ファン・デル・ローエ 真理を求めて
近代建築をリードし、20世紀の巨匠として活躍したミース・ファン・デル・ローエ。ミースはいかなる思想のもとに建築をつくってきたのか。著者は、ミースの生涯を丹念に辿りながら、直弟子として間近で見聞きした設計姿勢と手法がいかなるものなのかを考察し、その作品群が現代に遺したものは何かを問う。
■目次
・はじめに
・1.ヨーロッパ時代(1886-1937)
アーヘン あれは神様のためにつくられたのだ/ベルリン I.建築は真理の探究なり 自己発見/ベルリン II.求道の建築家ミール・ファン・デル・ローエ 1.五つの計画案 2.建築は建てることだ/ヴァイセンホフ 1920年代・近代建築の総括/バルセロナ・パビリオン パラダイムの転換
・2.近代建築の巨匠たち ライト コルビュジエ ミース
・3.アメリカ時代(1938-1969)
シカゴ このミースに賭けてみようではありませんか/イリノイ工科大学/鉄とガラスの建築作品 1.新しい手段 2.鉄とガラスの建築作品 実例/工学的ソリューション 工学的ソリューションの特徴 工学的ソリューションの実例 シカゴ・フェデラル・センター
・4.ミースの遺産
・年譜
著者:高山正實
出版社:鹿島出版会
サイズ:230×220
ページ数:113
発行年:2006.04
