住居集合論I その1/その2
1970年代のデザインサーベイブームをさきがけて世界の集落を調査し、住文化の本質に迫った原研究室による「住居集合集合論」待望の復刻。「中心性」「領域」「境界」「閾」といった空間概念を生み出した名論とともに、200あまりの集落を貴重な実測図と写真でビジュアルに解析。本書、I巻は原書の1巻と2巻をまとめた、地中海・中南米編。
*II 巻とのセットでもお求め頂けます。関連書籍欄をご覧下さい。
■目次
・「住居集合論」再版によせて 原 広司
・その1 地中海地域の領域論的考察
閉じた領域/領域論試論/集落各論/行程地図/集落構造図/集落リスト/資料解説-1 マグレブ3国の地理概要・2 グレブ3国の現状概略・3 ベルベル人について/4 マグレブの歴史年表および附図についての註記
・その2 中南米地域の領域論的考察
なめらかな地形図/土着と変容/閾論/ゾーニング論/集落各論/住居アイソメ図/行程地図/集落構造図/集落リスト/資料解説-地理・歴史・遺跡・参考文献
・対談「住居集合論」を振り返って 原 広司×藤井明/聞き手-今井公太郎+太田浩史+槻橋修+橋本憲一郎
・旅の記憶(I) 藤井明
著者:東京大学生産技術研究所原研究室
出版社:鹿島出版会
サイズ:A4変
ページ数:422
発行年:2006.12
