住居集合論II その3/その4/その5
1970年代のデザインサーベイブームをさきがけて世界の集落を調査し、住文化の本質に迫った原研究室による「住居集合集合論」待望の復刻。「中心性」「領域」「境界」「閾」といった空間概念を生み出した名論とともに、200あまりの集落を貴重な実測図と写真でビジュアルに解析。本書、II巻は原書の3巻から5巻をまとめた、東欧-アフリカ編。
*I 巻とのセットでもお求め頂けます。関連書籍欄をご覧下さい。
■目次
・「住居集合論」再版によせて 原 広司
・その3 東欧・中東地域の形態論的考察
Complexity/東方教会と修道院/配列と投影/行程地図・構造図/集落リスト/ゾーニング論/集落各論/資料解説-地理・歴史・参考文献
・その4 インド・ネパール集落の構造論的考察
調査と考察の経緯/文化と住居配列/文献にあらわれたインド集落とその類型化/閾論-2/インド集落における建築の民族学的考察/行程地図・集落地図/集落リスト/集落各論/資料解説-地理・歴史・参考文献
・その5 西アフリカ地域集落の領域論的考察
調査と考察の経緯/代表的な住居集合26例/建築的言語の共有構造/空間と時間のヒエロファニー/円形住居考/黒アフリカの住居集合に関する文献ノート/行程地図/集落構造図/集落リスト/集落各論/資料解説-地理・歴史・参考文献/旅の記憶(II)藤井明
著者:東京大学生産技術研究所原研究室
出版社:鹿島出版会
サイズ:A4変
ページ数:536
発行年:2006.12
