大きな声 建築家坂倉準三の生涯 (新装版)
1975年に限定800部の私家版として発行された書の新装版。坂倉準三の唯一無二の定本。ル・コルビュジエの弟子からパリ博でのデビュー、戦後の都市建築へ。セルト、ペリアン、前川國男が人物像をつづり、歴代所員が作品を解説したモダニズムの巨匠の全記録。
再版にあたり、論文と対談が追加収録されている。
■目次
・序 ホセ・ルイ・セルト
・人間坂倉準三
人間坂倉準三 富永惣一
「モシ、モシ・・・」 シャルロット・ペリアン
・坂倉準三への手紙 前川國男
・ELEVATION
パリ万国博 日本館 1937
巴里万国博 日本館について 坂倉準三
パリ博日本館の印象 F.サメル
パリ万国博日本館批評 S.ギーディオン
東京・巴里 1936-37 藤木忠善
新京南湖ボートハウス 1938
等々力飯箸邸 1941
「家の精」について 今泉篤男
組立建築 1941-50
組立建築から最小限住居まで 藤木忠善
鎌倉近代美術館
6週間の秀作 阪田誠造
新宿西口広場 1966
ある問答 竹村真一郎
家具 1939-69
坂倉準三と家具 布川俊次
諸活動 1937-69
かたちのない建築 藤木忠善
・坂倉準三年表 1901-69
略歴・作品/建築界・世界
・坂倉準三著書・論文・文献目録
・坂倉準三建築研究所スタッフ年譜
・写真撮影
・装幀者の弁 亀倉雄策
・あとがき
・再版資料 坂倉準三 主論文
選択 伝統 創造
解釈の誤謬 1941年
対談 坂倉準三氏との30分 1957年
(聞き手「建築文化」編集部)
塩野義製薬のデザインポリシー
塩野義製薬と坂倉準三建築研究所tの協力体制 1965年
対談 住宅と都市と環境 1966年 (聞き手 篠原一男)
緑したたる大東京計画
ここに働く人たちによろこびを与えるための改造計画にふれて 1966年
著者:大きな声刊行会
出版社:鹿島出版会
サイズ:215×215
ページ数:206
発行年:2009.06
