ビルディングの終わり、アーキテクチュアの始まり
20世紀最後の10年を飾ったAny会議。建築と哲学をめぐる国際舞台で中心的役割を果たした建築家と批評家による記念碑的共同執筆論文を集成。現在の建築状況を解読する磯崎新による論考を新たに収録。和英併記。
■目次
・<建築>/建築(物)/<アーキテクチュア>または、あらためて「造物主義(デミウルゴモルフィズム)」
・デミウルゴスとしてのAnyoneの断片的肖像
・Anywhere――空間の諸問題
・ともあれやはり大文字<<建建>>を
・Anyplaceの構築
・海市島
・デミウルゴモルフィズムの輪郭
・モル的メタボリズムから分子的メタボリズムへ
・始原のもどき、終焉のもどき
・Anymore Context?
・物の小系譜学
・われもまたアルカディアに 近代建築の天人五衰
著者:磯崎新、浅田彰
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:236
発行年:2010.01
