建築・都市環境論 水・空気・光が流れる都市づくり
これからの建築と都市インフラはどうあるべきか?都市の中で分断されてしまった「水」「空気」「光(熱)」の流れを繋ぎ合わせ、都市の中に豊かな流れを創り出し、安全で快適な都市(自然共生都市)に再生させるための考え方と方法をわかりやすく解説した入門書。
■目次
・1章 自然の流れと人工の流れ
都市の健康診断/都市ネットワークの「流れ」/「流れ」から見た都市と建築
「流れ」のモニタリング/「流れ」のモデリング/ガイドライン作りに向けて
・2章 水の流れ
動植物にとっての水/人間にとっての水
・3章 空気の流れ
動植物にとっての空気/人間にとっての空気
・4章 光の流れ
動植物にとっての光/人にとっての光
・5章 人の流れ
大空から見た人の流れ/これからの交通システム
人の流れを担う現代交通システム/人の流れをモニタリングする技術
「人の流れ」の未来像 ユニバーサル社会に向けて
街づくりには利用者以外の視点も大切
・6章 「もの」の流れ
都市における「もの」の流れ/商品の流れ-動脈物流
不要物の流れ-静脈物流/「もの」を完全に消費する試み
・7章 エネルギーの流れ
エネルギーの基礎知識/都市に供給されるエネルギー
都市で消費するエネルギー/都市で創り出すエネルギー
・8章 情報の流れ
スモールワールド/都市における情報の流れ
情報通信技術の時間的な発展と空間的な広がり/ユビキタス社会の到来
都市における情報化の課題と解決策/情報の流れを利用した街づくり
・9章 流れのデザイン
環境共生住宅の試み/屋久島環境共生住宅/深沢環境共生住宅
・10章 宇宙の中の都市
昼も夜も輝く地球/現代都市の立地条件
地球の水と空気の循環システム/太陽からの光の流れ
著者:自然共生フォーラム21
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:257
発行年:2009.09
