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火の見櫓 地域を見つめる安全遺産

セール価格 2,860円(税込)

小さいけれど安心できる風景の素(もと)、火の見櫓。それは景色に溶け込み、日本の風土を象徴する「安全遺産」である。本書には、まちづくりのヒントとなる千変万化のデザイン満載。火の見櫓研究の決定版。

■目次

1.りりしい立ち姿

 見守りのかたち/消防団の歩みと火の見櫓

・コラム 火の見櫓の建て方

2.半鐘の聞こえる集落

 火の見櫓のある場所/半鐘のサウンドスケープ

・コラム 立地の類型/見直される半鐘/子どもたちの目

3.手仕事のエンヂニヤリング

 手仕事のタイポロジー/消防署と屯所の望楼

 高さと速さと安全の構造デザイン

・コラム 火の見櫓と鉄工所

4.火の用心の教え

 生活単位の象徴/防災力とコミュニティ

・コラム 銘板は語る

5.小さな安全遺産

 地域遺産としての火の見櫓/「火の見単位」という安心

・コラム 滅失過程とタイムラグ/よみがえる記憶、つくられる記憶

・火の見櫓を知るリファレンス

著者:火の見櫓からまちづくりを考える会

出版社:鹿島出版会

サイズ:A5

ページ数:175

発行年:2010.07