ジオ・ポンティとカルロ・モリーノ ドムスへの道程
イタリア建築界の父・ジオ・ポンティと、肉感的な発想に生きた異端児カルロ・モリーノ。対極的な存在だった親友は、モダニズムの全盛期にあって、生き生きとした未来の建築の姿、「ドムス」を追い求めた。未完、結晶、人体、仮装、蝶・・・。その詩的で不可思議な世界を、気鋭の建築学者が読み解く。
■目次
・著者まえがき
・序章 隠されたふたつの手法
・第一章 簡潔に
・第二章 建築家の作品には終わりがない
・第三章 建築は「結晶」である
・第四章 建築は「人体」である
・第五章 建築は「蝶」である
・第六章 建築のその瞬間を待ちつつ
・訳者あとがき
著者:キース・イヴァン・グリーン、岸本雄二
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:270
発行年:2011.08
