
1971→1991 倉俣史朗を読む
インテリアデザイン界のトップランナーの思考の足跡をたどる。これまで(1971→1991)の倉俣史朗論・倉俣史朗との対話・随筆を収録。
■目次
・I ことばのない思考
合理的制度へのアイロニー 多木浩二
・II 対話・倉俣史朗と語る
ミニマル空間の追求 倉俣史朗+山口勝弘(倉俣史朗の空間を語る)/事物の逆説 倉俣史朗+多木浩二(倉俣史朗の仕事)/内部からの風景 倉俣史朗+沖健次(倉俣史朗へのインタビュー)
・III 倉俣史朗論
目にみえぬ「引力」と対峙するうちに 長谷川堯/零への饒舌 多木浩二/シロウ、ところで君はテレビを見るかい?E・ソットサス
・IV 倉俣史朗・記憶の原風景
最高裁判所模型を見ての直感的危惧/隣の空間/アキンチャン/遊び/罹災/敗戦/未現像の記憶
・栞・倉俣史朗を語る
観念の、妖しい、力業 磯崎新/椅子という暗喩 磯崎新/ストイシズムからの解放 伊東豊雄/満天に輝く星のように 三宅一生/「デザイン」の「政治主義」 鈴木了二/空蝉のエレガンス 八束はじめ/幾何学の放棄 隈研吾/地球を救うデザイン 石岡瑛子
・年譜 倉俣史朗
・解説・1971-1991 倉俣史朗を読む
「ことばのない思考」から 鈴木紀慶
・あとがき
著者:倉俣史朗、鈴木紀慶
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:240
発行年:2011.12