
3・11とグローカル・デザイン 世界建築会議からのメッセージ
震災は、建築と都市を変えるのか。「専門家」の役割とは。2011年秋、UIA東京大会にて発せられた建築家・長島孝一、新居千秋、チョー・ミンシック、松原弘典、チャン・トーマス、連健夫、そして哲学者・内山節らによるメッセージと白熱の討論。グローバルとローカルの狭間でつまづいている建築デザインの、パラダイムシフトへの挑戦。
■目次
・はじめに 芦原太郎
・1
グローカルデザインとはなにか 連健夫
コラム 地球環境時代の地域環境デザイン 大野二郎
・2
グローカルアプローチとは何か 長島孝一
コラム グローカルマインド-ゲデスとドクシアディスから学ぶこと 渡邉研司
・3
21世紀のデザイン 日本の近代化、世界の近代化は成功したのか 新居千秋
マス・グローカリティ・スタディーズ チョー・ミンシック
三つの「ない」建築 松原弘典
ホワイトウォッシュ チャン・トーマス
・4
討論 グローカルデザインが建築を変える
長島孝一/新居千秋/チョー・ミンシック/松原弘典/チャン・トーマス/内山節/連健夫
コラム 災害復興とグローカルデザイン-シンポジウムに参加して 林昭男
・まとめにかえて 連健夫
著者:日本建築家協会・デザイン部会
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:167
発行年:2012.03