環境建築・都市への道 感性と環境技術を結ぶレーベアム思想
ドイツやデンマークでは、感性と技術の融合による新たな建築・都市が志向されている。そうした先端的実例に触発され、「レーベアム空間」を提唱する。人々に新しい生活スタイルと未来のビジョンを指し示す。
■目次
・第1章 生命空間への新しい視座を求めて
21世紀型社会の構築/「人の生存する環境」概念
生存環境場としての「レーベアム」/直面しているリスクへの認識 ほか
・第2章 世界最先端の環境建築の潮流
機能と形態の融合による「価値空間」/ドイツ環境省
ベルリン自由大学図書館/ウェルナー・ゾーベック邸
エネルギー・フレックス・ハウス ほか
・第3章 環境都市・地域づくりは進む
環境化へのアプローチ/自然豊かな環境都市
職住一体の環境機能化/「セミクローズド」型社会モデル ほか
・第4章 環境建築デザインの研究-レーベアム空間論の応用
環境建築デザインの重要性/太陽と暗黒の宇宙空間の底部にて
自然のダイナミズムへの感応性化の試み ほか
・あとがき、参考文
著者:山崎哲哉
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:153
発行年:2012.05
