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土浦亀城と白い家

セール価格 3,520円(税込)

世界にほこる昭和10年の傑作、土浦亀城邸。日本初の建築家夫妻の生涯を描く。巨匠ライトへ師事し、日本で国際様式を実践。軽やかな木造モダニズムの住宅から、銀座・三原橋、上野・西郷会館まで、名作の軌跡を辿る。

■目次

・序 ふんわりとした透明性

第1章 土浦亀城邸

 長者丸のモダニズム/合理的な立体空間/木造乾式構法/暖かな住まいのシステム

 中流知識層のモダンライフ/二度の改築と現在

第2章 ライトとの出会いとアメリカ

 帝国大学と帝国ホテル/1923年、ロサンゼルス/テキスタイルブロックの住宅

 シンドラーとの交流/1924年、タリアセン/ヨーロッパのモダニストたち

 1925年、大陸横断

第3章 共有意識としての国際様式

 大倉土木での胎動/小住宅の設計/フォイエルシュタイン/ノイトラの来日

 工芸から工業へ/国際様式の木造住宅

第4章 アーキテクトの端正な建築

 事務所の設立と野々宮アパート/強羅ホテル/国際様式から戦時の住宅へ

 国際性と地域性/戦時の建築

第5章 清明なモダニズム

 戦時と占領下の仕事/東京復興とまちの導線となる建築/ゴルフクラブと病院

 戦後の住宅/清明なモダニズム

著者:田中厚子

出版社:鹿島出版会

サイズ:A5

ページ数:308

発行年:2014.05