
CONCEPTUAL日本建築
デザイン言語として再解釈される建築の真・行・草。現在の設計の手がかりとして伝統文化を継承しうるか。日本建築を設計できる最後の世代たる建築家が、住文化に沈潜してきたデザインコードを言語化した渾身の遺稿。
■目次
・1章 導入編
続き間/唐紙/縁側/棹縁天井/本床/長押
・2章 入門編
四帖半/畳縁/漆喰/砂壁/下地窓/水腰障子
・3章 成立編
一堂一室/蔀・御簾・軟障/置き畳/押し板
座敷/土間
・4章 工作編
土台/真壁/絵図版/内法/矩計/和小屋
・5章 関西普請編
京間/半長押/間越欄間/吊り束/琵琶床
オイルステイン拭きとり
・6章 外廻り編
入母屋屋根/一文字瓦葺/生子壁
簓子下見/面格子/格子戸
・7章 作庭編
犬走り/高麗芝/瓢箪池/庭石/四ツ目垣/露地
・8章 モダニズム編
ジャポニズム/スペース・イン・モーション
トロッケン・バウ/フォーム・フォローズ・ファンクション
レス・イズ・モア/キャンプ
著者:黒沢隆
出版社:鹿島出版会
サイズ:B5
ページ数:158
発行年:2016.04