
プロジェクト・アウトノミア(自律運動) 戦後期イタリアに交錯した政治性と建築
アウトノミアとは戦後期イタリアで興った自律運動である。そこに身を投じたミリタント(闘士)たちは政治的な考え方によるイタリア建築理論を繰り広げた。そしてA・ロッシ、アーキズームを建築史の中に位置付ける。
■目次
・自律性と歴史性
・自律性と左翼運動
・自律性と知識人たち
・パンツィエーリ:資本制と技術革新は同一である
・トロンティ:社会はひとつの工場である
・トロンティとカッチャーリ:政治的なものの自律性と否定的思考
・ロッシ:都市の政治性のカテゴリーとしての場の概念
・アルキズーム:理論の自律性 対 大都市のイデオロギー
・結論
・人物・事象・用語解説
著者:ピエール・ヴィットーリオ・アウレーリ、北川佳子
出版社:鹿島出版会
サイズ:四六
ページ数:216
発行年:2018.09