
ソフトシティ 人間の街をつくる
ヤン・ゲール「人間の街」の実践編。
刊行2年で20か国語に翻訳された待望の書。
近年、人にやさしい建築と都市計画を扱った文献が増えているが、「ソフトシティ」はそこに加わった重要な一冊である。実際、建築と都市計画はもっとソフトになる必要がある。 ヤンゲール(序文より)
ヤン・ゲールの「人間の街」の理念は世界に広がり、各地でプロジェクトが動き出すようになった。デザインから実現の段階に入ったといってよい。それでは、どのようにして「人間の街」を実現すればよいのか? 読者はその答えを本書に見いだすことができるだろう。 「訳者あとがき」より
■目次
・日本語版への序
・序文 ヤン・ゲール
・はしがき
・序論 建物のあいだのアクティビティからソフトシティへ
・隣人と暮らす
・街区をつくる 都市化社会でローカルに暮らす
・生活の時間
・街に出る、人と交わる 過密化し分断された世界で
・生活の重層化
・天候と共生する 気候変動の時代に
・ソフトは壊れにくい
・9つの基準 住みよい都市的密度のために
・フォトエッセイ ソフトジャパン 日本各地で目にした新旧都市現象
・訳者あとがき
著者:ディビッド・シム、北原理雄
出版社:鹿島出版会
サイズ:B5
ページ数:242
発行年:2021.10