
都市建築TOKYO 超高層のあけぼのから都市再生前夜まで
日本初の超高層霞が関ビル竣工から約50年間に大きく変貌してきた東京の、建築・都市・環境分野における都市史。
「東京都区部にあり、時代の公益的な思潮を切り拓く建築」と定義された「都市建築」。これまでの建築の超高層化の経緯とこれからの都市建築の在り方を探るべく、都市計画や建築設計の実務者の実務的挑戦を紹介する。
■目次
I 「都市建築を考える」
第1章 言葉の定義:本書で用いる「都市建築」の概念
第2章 社会背景:「都市建築」を生じさせる諸要因
第3章 法制度の更新:「都市建築」における手法の検討
第4章 関係者の視点:「都市建築」を切り拓いたプレイヤーたち
第5章 地区ごとの特異性:「都市建築」に向き合った設計者の思想と系譜
第6章 地区外への影響:「都市建築」の地域貢献、エリアデザインの源流と展開
II 「都市建築」を振り返る
第7章 資料編1:「都市建築」の実例
第8章 資料編2:「都市建築」の集積過程
III 「都市建築」を語る
第9章 座談会1:これまでの/これからの「都市建築」
第10章 座談会2:次世代価値の可能性を「都市建築」に埋め込もう
第11章 インタビュー:次世代の「都市建築」への提言
著者:都市建築TOKYO編集委員会
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:252
発行年:2021.09