
建築的思想の遍歴 八束はじめインタビュー
本書は著者が学生時代から大学を定年退職するまでの活動を振り返ったインタビュー集であり、現代建築の半世紀を語っている。
「修業と師事」「設計と批評」「研究と教育」の3部構成で自らの足跡とその時代を振り返る。そこに通底するのは「思想」であり、著者が何を考えてそれが成立しているかを明らかにする。多才なモダニストが語る現代建築の半世紀。
■目次
Ⅰ 離陸に向けて:修業と師事
01 ことはじめ
02 近代の呪縛?
03 批評について:主題と変奏
04 「建築」の中へ
II 実践の中から:設計と批評
05 独立と実践
06 「実験」の時代
07 批評・歴史・教育
III 思考実験のほうへ:研究と教育
08 教育のベクトル
09 都市のほうへ
10 メタボリズム研究
11 「Hyper den-City」と「東京計画2010」
12 逆未来学と汎計画学
・あとがき
著者:八束はじめ
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:168
発行年:2021.12