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セール価格 2,640円(税込)

建築は都市とどのような関わりを持てるのか―。

都市と建築の「空間の重なり」や「気配」に注目し、都市と建築の関係を考える。東京大学大学院での講義「建築設計学第二」の書籍化。

「今、『都市からの撤退』と『都市の時代』をもう一度つなぎとめる方法が必要とされています。建築のお隣の都市計画の分野では、コンパクトシティやタクティカルアーバニズムなど、近年の動向を睨んだ取り組みが継続的に行われています。しかしながら、都市を構成するはずの建築の側からは、積極的な働きかけが行われてこなかったというのが私の問題意識です。この書籍では、『空間の重なり』という現象に着目し、21世紀なりの都市と建築の新しい関係を提唱します。」(「はじめに」より)

■目次

序章 はじめに

第1章 空間の重なり

第2章 フォルムとスペース

第3章 都市の時代

第4章 Architecture [for] the City

第5章 都市と建築を重ねる

第6章 気配のデザイン

あとがき 学生たちとの対話と通して

参考文献

図版クレジット

著者:川添善行

出版社:鹿島出版会

サイズ:四六

ページ数:272

発行年:2024.01