建築の装飾 主体性と政治性のあいだ
装飾は犯罪か? アドルフ・ロースによって「犯罪」と評された近代以降、等閑視されていた建築の装飾が、近年、劇的な復活を遂げている。その背景には、デジタル技術の台頭が大きく関わっている。この現象をどう解釈すべきか。
■目次
・謝辞
・序論:装飾としての建築とは
・第一章:回帰という問題
現代建築における装飾の復権
質感、紋様、形態操作――さまざまな装飾
主体的なものと政治的なもの
・第二章:装飾と主体性
建築の表情
建築家、規則と発明のはざまで
芸術家、職人、そして装飾の制作
施主から歩行者へ
工業化と装飾への衝動
装飾の亡霊
・第三章:装飾の政治性
経済学から政治学へ
伝達と様式
建築装飾の力
・第四章:装飾の新しい意味
建築の新しい主体
政治的な不確実性
意味と象徴
・参考文献
・原註
・訳者あとがき
・索引
・図版クレジット
著者:アントワーヌ・ピコン、千代章一郎
出版社:鹿島出版会
サイズ:四六
ページ数:288
発行年:2026.07
