SD選書 148 東方への旅
待望の再刊!
パルテノン神殿に啓示を受け、建築家・芸術家としての出発点となったオリエントへの旅は、自身が生涯にわたって引用を重ね、創作活動の原風景となった。ル・コルビュジエを名乗る以前、いかに青春を過ごし,建築を発見したか。幻の処女出版であり、遺作ともなった一冊は、巨匠の原点である。
■目次
まえがき/私の兄、音楽家アルベール・ジャンヌレへ/旅の行程/いくつかの印象/友への手紙/ウィーン/ダニューブ河/ブカレスト/チルノボ/トルコの地にて/コンスタンチノープル/モスク/墓地/女たち、驢馬たち/カフェ/開け、胡麻!/ふたつの夢幻、ひとつの現実/スタンブールの災禍/随想-帰還そして追憶/アトス/パルテノン/西方の地にて/訳者あとがき
著者:ル・コルビュジェ、石井勉
出版社:鹿島出版会
サイズ:四六
ページ数:250
発行年:2006.04
