ホーム SD選書 242 ミース再考 その今日的意味

SD選書 242 ミース再考 その今日的意味

セール価格 2,200円(税込)

名著復刻。ミースとその仲間たちが建築シーンに与えた衝撃は、いまだ否定しようのない重みをもつ。ここに収録された論考は、建築を批判的に見ることの多様さを示すと同時に、ミースという建築家とその作品を知るよき指針ともなるだろう。従来のモダニズム賛否という二元論的視点から解き放ち、多元的にミースをとらえる評論集。本書は1992年にSDライブラリーとして刊行され、その後品切れとなったが、ミース生誕120年の今年、ミース関連の貴重な書としてその体裁を変え、SD選書として復刊された。

■目次

・序文

・謝辞

・第一章 ルートヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエの生涯 デヴィッド・スペース

・第二章 ミースの作品におけるモダニズムと伝統について-1920年-1968年 ケネス・フランプトン

・第三章 ミースと高層建築 文通による歴史・イデオロギー・継承についての討論 クリスチャン・F・オットー 編

・第四章 洗練 ミースの文化を彼の筆にたどる フランチェスイコ・ダル・コォ

・第五章 ミース・ミメシス・ミスリーディング 意味ある・意味ない ピーター・アイゼンマン

・ミースとその弟子 テクストとしてのアメリカ建築とその読解 スタンリー・タイガーマン

・付録 アメリカン・モダニスト列伝

・訳者あとがき

著者:K・フランプトンほか 著澤村明+EAT

出版社:鹿島出版会

サイズ:B6

ページ数:221

発行年:2006.04