SD選書 243 歴史と風土の中で 山本学治建築論集1
名著復刻 構造・技術に強い近代史家の結晶、新装なる。「この国の建築の現実、市民との連帯感の中に最後まで生きた誠実な近代建築史家の、その苦悩の歩みを見ると胸がつぶれる思いがする(村松貞次郎)」
■目次
・まえがき 近代建築史家としての山本学治 村松貞次郎
・I 近代史の中の建築
第1章 現実の発展と近代化の努力との結合
第2章 日本近代建築の現状
第3章 19世紀初めより1920年代に至る建築の近代化について
・II エレメントの背景
第4章 窓のデザインの発展
第5章 空間概念としての壁
第6章 近代建築における柱の変遷
・III 素材と風土
第7章 金属発展の五段階
第8章 建築と銅について
第9章 木による日本の建築はどんな特徴があるのだろう
・あとがき
著者:山本学治
出版社:鹿島出版会
サイズ:B6
ページ数:221
発行年:2007.09
