SD選書 259 人間主義の建築 趣味の歴史をめぐる一考察
建築美学の古典的名著。技術、自然、文学、道徳といった外在的な要因による批評を論破。建築の美を体験する喜びは人間化された量塊・空間・線を感知する「趣味」にこそ求められる。ルネサンスからバロックを総括し近代の幕開けを準備した理論書。
■目次
・訳者まえがき
・著者まえがき
・序章
・第一章 ルネサンス建築
・第二章 ロマン主義建築
・第三章 ロマン主義的誤謬(つづき) 自然主義とピクチュアレスク
・第四章 力学的誤謬
・第五章 倫理的誤謬
・第六章 生物学的誤謬
・第七章 アカデミズムの伝統
・第八章 人間主義の価値
・第九章 結論
・エピローグ 1924年
著者:ジェフリー・スコット、邉見浩久監、坂牛卓監
出版社:鹿島出版会
サイズ:四六
ページ数:288
発行年:2011.06
