
SD選書 269 丹下健三と都市
都市そして日本を見据えた建築家・丹下健三。「全体から部分へ」というアプローチの実践は、建築から都市、首都、国土にいたるまでを視野に入れて構想することであった。丹下と丹下シューレが「都市」へ向けたまなざしを追う画期的論考。
■目次
はじめに
・第1章:国土と風景
富士山と丹下健三/丹下健三のヴィジョンと風景
・第2章:都市と祝祭
岸田日出刀と丹下健三/佐野利器と丹下健三
・第3章:メタボリストの躍進
浅田孝のカプセル建築原論/黒川紀章から見る戦後日本の「都市・首都・国土論」
磯崎新 制作の現場とプロジェクトの位相
・第4章:丹下シューレの批判的継承 都市空間デザインに関するマニフェスト
著者:豊川斎赫
出版社:鹿島出版会
サイズ:四六
ページ数:213
発行年:2017.08