
SD選書276 戦間期の国際建築
■目次
・謝辞
・はじめに
・第一章 日本の国際建築
「国際建築」の始動/「国際建築」と国際化の台頭/日本に相対する国際建築メディア
・第二章 実践の構築
アントニン・レーモンドの修行時代と独立/堀口、山田、分離派/知的なリーダー、堀口/感性的なリーダー、山田/旅が建築家をつくる/堀口のヨーロッパ/山田のヨーロッパとアメリカ/レーモンドの二つの世界
・第三章 近代生活のための構造
生活様式の統合/材料の現実/山田――木材の再構成/レーモンド――東西の融合/堀口――対比的な文化を結合する/コンクリートの創造的な挑戦/レーモンドの打放しコンクリート/堀口のコンクリート・フレーム/山田のコンクリート理論/小宇宙と小宇宙の自然/都市に住む/田園に住む/山の避暑地に暮らす/建設、想像、表現された空間の力学/レーモンドの赤星邸/堀口の岡田邸/山田の『あすのすまい』
・第四章 近代のインフラのための建築
国際都市の景観/堀口の平和展のデザイン/山田の東京中央電信局/レーモンドの東京女子大学/コスモポリタン・ランドスケープ/レーモンドの東京ゴルフ倶楽部/堀口の大島測候所/山田の東京逓信病院
・おわりに
・あとがき
・訳者あとがき
著者:ケン・タダシ・オオシマ
出版社:鹿島出版会
サイズ:四六
ページ数:352
発行年:2025.06