近代日本の郊外住宅地
本書は、明治維新から第二次世界大戦終戦に至るまで、日本及びその植民地に建設された郊外住宅地についての論考をまとめるアンソロジー。基幹産業の発展に伴ってつくられた社宅群、私鉄沿線に中産階級のためにつくられた住宅地、学園町、別荘地開発、住宅組合がつくった住宅地など、ブロックごとに個性的な事例30編をドキュメントで紹介。それぞれの開発事業と開発にさらされた物理的、社会的環境の総体を浮き彫りにする。巻末には郊外住宅年表と1500に及ぶ開発事例データを掲載する。
著者:片木篤、藤谷陽悦、角野幸博
出版社:鹿島出版会
サイズ:220×155
ページ数:574
発行年:2000.03
