続・ドイツ流街づくり読本 日本とドイツの都市は何故違うのか
ドイツと日本での実践を通して、両国の街づくりの「何が違うのか」「何故違うのか」を検証し、「何をすべきか」を提案する。前著「ドイツ流街づくり読本」を補完する続編刊行。
■目次
・第一章 何が違うのか
都市の纏まり/都市の定義/市街地の拡散と過密/多様性と混沌/日本とドイツの都市計画/理論と実務/土地利用/用途地域制/開発許可制度の二重性/土木主導の都市計画/隣の芝生/住民参加と専門性/街づくりの基本
・第二章 何故違うのか
公共の利益と個人の権利/用途地域制の矛盾/土地利用と用途地域/田園都市の呪文/亡霊の都市計画道路/渋滞と道路網/市街地と公園/古い街並みと新しい街区/港町の新旧の街並み/ふるい構造の新しい街/甦った都市空間:歩行者優先路
・第三章 何をすべきか
街づくりと美しい街並み/建築士から建築家への過程/確認制から許可制と許可における裁量範囲/地方自治と住民参加/土地利用基本計画とマスタープラン/交通沈静化の利点/桜と樫
・第四章 建設指針計画の薦め
選択科目から必須科目へ/都市計画区域/用途地域図から土地利用図へ/都市施設/市街地開発事業と開発許可制度/地区計画から建設指針計画へ
著者:水島信
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:198
発行年:2011.09
