外濠 江戸東京の水回廊
江戸の防御システムとしてはじまった外濠は、現代の東京都心に豊かな水と緑をもたらしている。幕末、文明開化、関東大震災、東京大空襲、高度経済成長期。激動の江戸・東京を悠久の時のなかで見つめ続けてきた雄大な「風景の骨格」はいかに構想され、築き、親しまれてきたか。300年を超える歴史をひもとき、その現代的価値を問うフィールドワークの記録。
■目次
・はじめに
・第一章 外濠のなぜ
外濠前史/外濠のかたち/外濠の近代、そして未来へ
・第二章 外濠を知る
つくられた外濠/外濠のまわり/外濠の文化と生活/水がもたらす環境
・第三章 外濠をみる
外濠を歩く/水を楽しむ
・第四章 外濠の未来
水を活かす/水をよくする/外濠を拓く
・コラム
・外濠アルバム
著者:法政大学エコ地域デザイン研究所
出版社:鹿島出版会
サイズ:B5変
ページ数:178
発行年:2012.04
