まちを演出する 仕掛けとしてのデザイン
都市や地域のもっている資源を活かし、建築や、プロダクトデザインなどから、コミュニティデザインやイベントなどカタチのないものまで、横断的なデザインの「仕掛け」づくりの方法とは。実際のプロジェクトをカラー豊富に紹介。まちづくりの処方箋が満載の一冊。
■演出とデザイン
・「演出」の定義
・「デザイン」の再定義
・新たな職業としてのデザイン
・「環境」をデザインする
■演出の手法
・演出の主体性 誰のためにデザインするか
・演出の進めかた どのようにデザインするのか
・日本文化にみる演出性 なぜそのデザインが必要なのか
・誰もが主役になれる「演出」 いつ、どこでデザインするのか
・コミュニティを演出する感性 何をデザインするのか
・演出の継続性 デザインで生まれる価値
■演出のかたち
・心理や行為を奏でる スコア/score
・取捨選択をする リノベーション/renovation
・多様性を生む ダイバーシティ/diversity
・伝統をつむぐ ギルド/guild
・動きを誘発する アフォーダンス/affordance
・異なるものと協同する マッチング/matching
・心象風景から風土まで捉える スケープ/scape
・遊び心をくすぐる フェイク/fake
・個性を重んじ、世代をつなぐ スタイル/style
・続けて、育てる プログレス/progress
・細部から全体までをまとめる フラクタル/fractal
・共有して価値を見出す シェア/share
・「誇り」をつくる プライド/pride
著者:伊藤孝紀
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5
ページ数:192
発行年:2013.02
