サインシステム計画学　公共空間と記号の体系

サイン設計の第一人者によるデザインの体系。鉄道や道路から複合商業施設まで、公共空間のサインシステムのデザインを、豊富な実例と緻密な理論で講義。東京オリンピック、営団地下鉄など歴史解説も充実した決定版。

■目次

・案内サインの本質とは何か？　家田仁

・デザインへの意志　中井祐

・サインシステム計画学の刊行にあたって

・第一部　歴史編

　第1章　最初の試み

　　東京オリンピック／日本万国博覧会／東京・大阪国際空港

　第2章　方法の模索

　　営団地下鉄／横浜市営地下鉄／国鉄

　第3章　概念の展開

　　仙台市地下鉄／JR東日本／JR九州

　第4章　基準の提言　

　　コモンサイン・システム／標準案内用図記号

　　バリアフリー・ガイドライン

・第二部　理論編

　第5章　意味論　サインの意味／デザインの意味／サインのデザイン

　第6章　機能論　鉄道駅の位置づけ／サインシステムの機能

　　　　 人間視覚の特性／交通弱者の情報受容

　第7章　計画設計論　先行課題／計画のスタート

　　　　 コードプランニング／配置計画／グラフィックデザイン

　第8章　マネジメント論　整備の方法／整備の哲学／デザインの適応力