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ウォーカブルなまちを評価する

セール価格 2,530円(税込)

「ウォーカブルなまち」とは何か。国内外の取り組みから、その評価指標を分析し、横断的・統合的な評価手法を提案する。

車中心の都市からヒューマンスケールの都市への転換とともに、健康、居住環境、地球環境、感染症のパンデミックといった様々な側面からウォーカブルな都市が議論されてきた。はたして「ウォーカブルなまち」とはどのようなまちなのか、どのように評価されうるのか。国内外のウォーカブル・シティの取り組みや、その評価指標を分析し、横断的・統合的な「ウォーカブルなまち」の評価手法を提案する。

都市空間やモビリティの考察から、そもそも「私たちはまちに何を求めているのか」、「これからのまちがどのようであるべきか」 ウォーカブルを考えることで今後の移動のあり方を考える一冊。

■目次

第1章 なぜウォーカブルなまちが求められているのか 一ノ瀬友博

第2章 世界のウォーカブルなまちづくり

 1 ヨーロッパのウォーカブルなまち 柴山多佳児

 2 アメリカのウォーカブルなまち 田島夏与

 3 日本のウォーカブルなまち 村上暁信 紀伊雅敦、中地遥菜 田島夏与

 Column ウォーカブルなまちは誰のためのものか 岩貞るみこ

第3章 ウォーカビリティを評価する

 1 ウォーカビリティを評価する枠組み 一ノ瀬友博

 2 持続可能な都市のあり方 森本章倫

 3 都市構造と街路空間 鳥海梓

 4 街路のアクセシビリティ 伊藤佑亮、森本章倫

 5 人の移動 長田哲平

 6 歩行空間のAI画像分析 曽翰洋、土井健司

 7 土地取引価格 柴山多佳児、三輪哲大、田島夏与

 8 カーボンニュートラル 松橋啓介

 9 ウェルビーイング 岩崎寛

 10 暑熱環境 村上暁信

 11 人の表情・しぐさ 小嶋文

 Column 豊かさの指標から見たウォーカビリティ 岸上祐子、馬奈木俊介

第4章 討論・日本のまちとウォーカビリティ 一ノ瀬友博 浅野幸継 森本章倫、村上暁信、田島夏与、岩崎寛、鳥海梓

著者:一ノ瀬友博+国際交通安全学会 ウォーカブルなまち研究会

出版社:鹿島出版会

サイズ:A5

ページ数:232

発行年:2025.03