歩きたくなるまちづくり 街の魅力の再発見
アイデンティティ、ヒューマンスケール、コミュニケーションのキーワードから、街を読み解く。本書は、東京の谷中・代官山等をフィールドに、「環境」や人の「意識」を定量化するため、パタン・ランゲージやGIS、環境評価構造の把握等によって、街の魅力を点・面・意識で捉える評価手法を提案する。私たちが「歩きたくなる」街とは、生活環境とは何か?
第1章 21世紀・都市居住のキーワード「歩きたくなる生活環境」
居住の視点から都市を捉える時代/生活者の意思は街のルール/これからの都市居住像「多様な人が定住できる街」/都市生活者の意識にみるこれからの都市居住イメージ/歩きたくなる生活環境
第2章 歩きたくなる街の魅力とは
歩きたくなる街の魅力要素/アイデンティティからみた街の魅力/ヒューマンスケールからみた街の魅力/コミュニケーションからみた街の魅力/歩きたくなる生活環境実現のために
第3章 街の魅力を点で捉える
魅力を言葉で書く/パタンでみる街の魅力/個性を読み解く/まちづくりのイメージを共有する
第4章 街の魅力を面で捉える
街の魅力の広がりとつながりを知る/住まい手に「街」を問う/住まい手の街の評価/歩きたくなる生活環境に向けて
第5章 街の魅力を意識で捉える
歩きたくなる意識をはかる/キーワードでみる街の評価/街のアフォーダンスの発見/意識の地図化/評価構造の把握と合意形成
第6章 歩きたくなる生活環境の実現へ
調査・分析方法の活用に向けて/成熟社会におけるまちづくり
著者:新都市ハウジング協会、都市居住環境研究会
出版社:鹿島出版会
サイズ:A4
ページ数:147
発行年:2006.04
