日本の曲木家具 その誕生から発展の系譜
明治後期から開始され、昭和初期まで発展を続けた日本の曲木家具史(デザインおよび材料と加工法等)をアーカイブするとともに、魅力的な優雅な曲面を持つ曲木家具を今後も持続していくためのソリューションを提示。
■目次
・序章
研究の方法と対象
既往の研究
・第1章
はじめに
木製品の曲面と加工
エジプトにおける木製品の曲げ加工
ヨーロッパの曲木加工と造形
中国の曲木加工と造形
小結
・蒸し曲げ法の開発と普及
はじめに
トーネット社における曲木家具の開発
北海道におけるロシア方馬橇制作技術の導入
トーネット社で制作された橇
小結
・我が国における曲木家具製作技術の導入
はじめに
調査方法
農商務省による広葉樹の利用促進計画
農商務省における曲木家具研究
著者:石村眞一
出版社:鹿島出版会
サイズ:B5変
ページ数:445
発行年:2012.11
