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キッチンの歴史 料理道具が変えた人類の食文化

セール価格 3,080円(税込)

道具の進化によって、料理は使用人ではなく自らが行なうものとなり、また楽しむものとなった。ローマ人はフライパンで揚げ物をつくり、20世紀に入るまではオーブンの温度は手の痛みや紙の焦げ具合で測定し、フォークは17世紀にイタリアから広まった……。

キッチンに並ぶスプーンや包丁、鍋釜、計量器具、泡立て器、コンロ、フードプロセッサー、電子レンジ、冷蔵庫といった料理道具の数々は、どのように発明され、改良されてきたのか?こうした新たなテクノロジーが、食材の調理方法や人類の味覚や嗜好、さらには食習慣や食文化を、どのように変化させてきたのかを読み解く、誰も書かなかった料理道具の歴史。

■目次

・第1章 鍋釜類

     コラム「炊飯器」

・第2章 ナイフ

     コラム「メッツァルーナ」

・第3章 火

     コラム「トースター」

・第4章 計量する

     コラム「エッグタイマー」

・第5章 挽く

     コラム「ナツメグおろし」

・第6章 食べる

     コラム「トング」

・第7章 冷やす

     コラム「モールド(型)」

・第8章 キッチン

     コラム「コーヒー」

著者:ビー・ウィルソン、真田由美子

出版社:河出書房新社

サイズ:四六

ページ数:366

発行年:2014.01