中野京子が語る 橋をめぐる物語
橋は、2つの異なる世界を結ぶもの、ドラマが生まれる舞台である。本書では、史実の中の橋、空想の橋、絵の中の橋、怖い橋などさまざまな橋について、興味深いエピソードとともに紹介。
■目次
・序章 虹を駆けのぼる
・奇
悪魔の橋/味噌買い橋/犬の飛び込み橋/エッシャーの世界のような
透明な橋/行きどまりの断橋/小役人の幽霊
・驚
金門橋/水面下の橋/ペルシャ王の舟橋/ブルックリン橋/暗殺者の橋
樵のろうそく橋/ツイン・タワーに架けられた橋
・史
ポンテ・ヴェッキオ/鳴門ドイツ橋/古城の跳ね橋/ロンドン橋、落ちた
美妃の橋/橋の要塞化/レマゲン鉄橋/印象派が描いたポン・ヌフ/双体道祖神
・怖
流刑囚の渡る橋/若きゲーテの渡った橋/地獄も何のその
アントワネットは渡れない/グリム童話「歌う骨」/テイ鉄道橋/祈願の橋
著者:中野京子
出版社:河出書房新社
サイズ:四六
ページ数:204
発行年:2014.03
