
音楽と建築
音楽が知性だった。建築は力だった。
もう世界の終わりなき流動を怖れる必要はなかった。
感じ考えていたのは世界だったのだから。
岡崎乾二郎(造型作家)
伝説の名著、ついに新訳で復活。高度な数学的知識を用いて論じられる音楽と建築のテクノロジカルな創造的関係性-コンピュータを
用いた現代の表現、そのすべての始原がここに。
■目次
訳者まえがき 高橋悠治
音楽
・確率論と作曲
・三つのたとえ
・メタミュージックに向かって
・音楽の哲学へ
建築
・フィリップス展示館-建築の夜明け
・「電子的運動表現」覚書
・宇宙都市
・見るための音楽(ディアトープ)
・ヤニス・クセナキスの軌跡 高橋悠治
著者:ヤニス・クセナキス、高橋悠治
出版社:河出書房新社
サイズ:四六
ページ数:180
発行年:2017.07