図説 大連都市物語
「満州」の玄関、アカシアの花咲く港湾都市・大連。帝政ロシアの手によって商業都市として出発し、その後日露戦争、第二次世界大戦、国共内戦と三つの戦争をくぐり抜け、その間、満州侵略の拠点として日本の支配化におかれ、一時的にソ連の支配もうけ、自らの歴史がそのまま複雑な東アジアの20世紀を体現する都市・大連の歴史を、都市基盤や建築に焦点をあて、大連の街を歩き人に接する著者が浮きぼりにする。大連都市建設百周年記念出版。
著者:西沢泰彦
出版社:河出書房新社
サイズ:220×170
ページ数:111
発行年:1999.08
