図説 東京 都市と建築の一三〇年
明治維新、関東大震災、大空襲・・・そして近年のバブルや再開発ラッシュと、時代の荒波にもまれ、その度に変貌を遂げてきた街、東京の明示から21世紀に至る激動の歴史を詳細にたどる。
■目次
・第一章 近代への助走
封建都市・江戸を開く/お雇い外国人による都市計画/職人がつくった和洋折衷の建築/高くそびえる時計塔/富士山と凌雲閣・十二階/和風要素が付加された銀座煉瓦街/明治につくられた土蔵造りの街
・第二章 都市生活の楽しみ
明治生まれの勘工場/浅草六区の映画街/サロンとしてのカフェ/大衆化するカフェ/文化生活を演出した百貨店/ルネサンスからアール・デコへ/遊覧場になった屋上庭園/「御殿造り」の銭湯/豪華な和風意匠をもつ建物
・第三章 銀ブラを生んだ商店街
ショーウィンドウをもった店舗/博覧会の影響を受けた繁華街/喫茶店のはじめ/劇場になった喫茶店/銀座の夜店/「銀ブラ」事始め/グラフィックな商店/フランスからアメリカへ/流行を発信する街/都市美への意識変化
・第四章 近代都市の誕生
市区改正で生まれた洋風街区/丸の内オフィス街と郊外住宅地/長屋式からアパート式のオフィスへ/都市計画法と市街地建築物法/建築構造学の確立と木造建築の防火/交通機関の発達とサラリーマン/関東大震災の復興/店舗併用の看板建築
・第五章 新しい建築様式を求めて
日本人建築家の誕生/国家を飾る建築/「国民的様式」という課題/討論会「将来の建築様式/セセッションの流行/建築創造と自己の拡充/最初の近代建築運動/グロピウス、コルビュジエ、ライトに学ぶ
・第六章 モダニズムそしてポストモダンへ
モダニズム建築の登場/モダニズムと伝統的建築/機能的な住宅/小住宅の時代/モダニズム建築の定着/テーマをもった建築家/伝統への挑戦/モダニズムへの懐疑/ポスト・モダニズム/野武士達の時代/多様なテーマの展開
・第七章 個性的な都市をつくる
進む都市改造/東京オリンピックの施設/都市に対する興味/夢に終わった未来都市/モールとショッピングセンター/建築の保存と再生/個性ある都市/歴史を生かしたまちづくり
・おわりに 日本近代の都市と建築
・近代都市史・建築史年表
著者:初田亨
出版社:河出書房新社
サイズ:A5変
ページ数:159
発行年:2007.06
