逡巡する思考 WRITINGS 1982-2007
光が満ち風が吹きぬける、「気持ちのいい空間」。直交座標系を追求する気持ち。東京や大阪ではなく京都にこだわる理由。いい建築はイヤな奴でないとできないと思っている。自分自身のことも決していい奴だとは思っていない。そんな建築や都市への想い。建築家・岸和郎の思考の変遷は、この本のなかにある。1982年から2007年までに書かれたものをまとめた岸和郎初の論文集。
■目次
第1章 1980年代
第2章 作品の余白に
第3章 1990年代/それ以降
第4章 分析的記述
第5章 エッセイ/書評
あとがき
著者:岸和郎
出版社:共立出版
サイズ:A5
ページ数:415
発行年:2007.10
