
現場必携 建築構造ポケットブック 第6版増補
今回の増補では、鉄筋コンクリート構造計算規準及び鋼構造設計規準(日本建築学会)の改訂や木造軸組工法住宅の許容応力度設計の最新版への対応を中心に補強されている。構造計算のほとんどが一貫計算プログラムによる時代となり、入力さえ誤らなければ一定レベルの答が出せるようになった。その反面、計算のブラックボックス化を招き、力の流れをイメージせずとも構造計算や構造設計が行えるようになっていることを編者らは強く危惧するものである。したがって本書は、現場でひけるポケットブックとしての役割はもとより、力の流れを手計算で追える参考書としての役割をも強く意識した構成となっている。
著者:建築構造ポケットブック編集委員会
出版社:共立出版
サイズ:150×100
ページ数:901
発行年:2020.08