吉阪隆正集 17 大学・交流・平和
世界と時代の潮流が「上下動」から「水平動」へと大きく変わろうとする真唯中に立って、大学人として新しい時代に対する教育改革論、建築教育の現場からの国際交流論、さらに国際人としての豊富な経験から国連移転による世界平和の提唱、若き日の中国との実践の軌跡など、人間吉阪のグローバルな平和思想と実践を如何なく展開した貴重な論考を収録。
■目次
・1 大学・教育・告示録
20世紀に窮鼠君い充実せねばならない分野と人/養育・大学・造形/大学と社会 その歴史的展望/寺子屋賛成/大学の大衆化/告示録
・2 建築教育と国際交流
今後の建築教育/経験を謙虚に伝えるだけか/初心のころ/大学と国際交流 個人的体験を通じて/スイスの建築教育 ヨーロッパだより/カルチェ・ラタンとパリー大学都市/ツクマン大学にて/オーストラリアの大学/GSDでの設計製図
・3 中南米の建築教育
はじめに/雰囲気/大学について/建築教育における問題点努力の方向/学生と教員/短い期間にどうやって多方面のことをおしえるか
・4 世界平和と日中交流
国連移転論/人工島の第二会場/かんそうなめくじふるさとを発見す/中国建築事情/着実に進む日中建築界の交流/日中建築交流雑感/訪中の経過と今後の交流/中国建築学会訪日団をお迎えして思う/日中建築技術交流会の役割と成果
・解説・後記
解説1 大学と国際交流における知的格闘の証言 西川潤
解説2 未完の吉阪「美学」 尾島俊雄
後記 小路紀光、斉藤進
著者:吉阪隆正
出版社:勁草書房
サイズ:A5
ページ数:300
発行年:1985.08
