ウィリアム・モリス
壁紙の図案や室内装飾、プリント木綿製品や本の挿絵・装丁など、幅広い分野のデザイナーとして有名なウィリアム・モリスの思想家としての生涯をたどる。自らの創造力を結晶化できる芸術家として「よろこびとしての労働」という概念を抱いた彼は、その後、美学と政治思想を結びつけ、「美しい社会」をめざす「芸術社会主義」ともいえる独自の思想を展開した。
■目次
・プロローグ ウィリアム・モリスの歴史的意義/第一章 天職を求めて/第二章 芸術と政治/第三章 芸術の思想/第四章 労働の思想/第五章 フェローシップの思想/第六章 革命の思想/コミュニズム/第八章 「美しい社会」のヴィジョン/第九章 ウィリアム・モリスの政治活動/エピローグ 永遠なるウィリアム・モリス
著者:名古忠行
出版社:研究社
サイズ:190×130
ページ数:254
発行年:2004.06
