芸術新潮 2013年08月号 磯崎新が読み解く知られざる丹下健三
国立代々木競技場、大阪万博会場、新旧ふたつの東京都庁舎。時代を画した数々の名建築を生み出し、「世界のタンゲ」と呼ばれたニッポン最大の建築家・丹下健三。その未発表資料が、ついに初公開。新進気鋭の建築家として活躍し始める1940年代から、丹下建築がひとつの頂点をなした1970年代までの、書簡類、スケッチ、本人撮影の写真などなど、膨大な新資料をもとに、丹下の弟子として共に活動した磯崎新が、巨匠の実像を浮かび上がらせます。
■グラフ こんな凄い建築家がいた!
国立屋内総合競技場
成城の家(自邸)
広島ピースセンター
東京カテドラル聖マリア大聖堂
大阪万国博覧会 ほか
■はじめに
丹下健三の新しい遺品 太田佳代子
■丹下健三新史料を読み解く 磯崎新・太田佳代子
・建築家として立つ
・アーティストとの交流
・「世界のタンゲ」への飛翔
・海外進出と大阪万博
・新発見!出征する友に贈った青春の叫び
・写真家、丹下健三
・「世界のタンゲ」交遊録
・丹下健三略年譜
■インタビュー
・篠田桃紅
・松本哲夫
・村井修
著者:
出版社:新潮社
サイズ:A4
ページ数:176
発行年:2013.08
