建築技術 2010年02月号 規基準の数値は「何でなの」を探る
■特集 規基準の数値は「何でなの」を探る
総論 数値より、決められた根拠
規基準の数値は「何でなの」
・構造
構造一般・荷重外力
超高層建築物の高さ/地震荷重設定における標準せん断力係数/必要保有耐力算定時の構造特性係数/水平震度の最大値/風荷重の想定再現期間/地下階のない超高層住宅の地上部高さと埋め込み深さ/杭の間隔/耐震等級、耐雪等級における倒壊に関する係数 ほか
RC造
柱の断面積に対する最低鉄筋量/大梁の引張側の最低鉄筋量/柱梁接合部のせん断補強筋比/スラブの支点間距離に対する厚さ/壁式構造の軒高さ20m以下で階高3.5以下、壁式構造における床面積に対する必要壁長さ ほか
S造
柱・梁の幅厚比/許容せん断応力度におけるルート3/溶接部における外部欠陥に関する規定値/鋼材におけるシャルピー値 ほか
木造
床高さと基礎の立ち上がり/柱の小径や部材の径長比と細長比/防腐処理をする高さ/木造の必要壁量が外力の単純な倍率ではない
・材料・施工
太径鉄筋を使用する場合の注意/鉄筋のかぶり厚さにおける数値/カーテンウォールの構造方法について(技術的助言)が出された背景と目的/コンクリートのスランプ ほか
・計画
延焼のおそれのある部分の規定/階段に設ける手摺の高さ規定/避雷設備の建築物への設置/高さ制限での規定
・防火
避難時の最大歩行距離制限での避難者の行動能力への配慮/直径1m以内の円に内接する非常用進入口/自然排煙口の免責規定/道に面する外壁面に設けられる開口部の間隔 ほか
・環境
温熱環境指標である有効温度、新有効温度、不快指数、作用温度
■architectural design
・ポーラ銀座ビル 日建設計+安田アトリエ
全体計画 中屋敷公一
街との距離を縮める「動くファサード」
外装のデザイン
デザインのプロセス/動きと色のトランスフォームという新たな領域へ
ダブルスキン、そのアイデアのクオリティコントロール/照明計画
パタングラフィックス/可動機構/キネティック・パネルの加工
構造計画/設備計画/レストルーム空間の未来形
・ブレイス 高田典夫/アトリエ・テン+OWL
構造が映し出す街の顔/4層分の垂直トラス構造
■特別記事
・高雄ワールドゲームズ メインスタジアムの技術1
・構造デザインマップ2008
・ハイブリッドカーテンウォールの一提案
■TECHNICAL VIEW
携帯電話を利用した現場管理システムの展開
大スパン建物にも適用可能なRCとSによる複合構造梁
コンクリートの塩害劣化を防止する線状陽極材
施工費と維持管理作業を低減する緑化工法 ほか
■連載
・石造民家再生の試み最前線 残存遺構と新設鉄架構統合体の構造計画
・建築検査学 法令・制度のなかの「建築検査学」
・高速道路の建築技術 意匠計画
・OVERSEAS TOPICS 既存高層アパートの耐震性と構造安全性評価
・わたしの技術伝承ノート 学生だった頃のこと
・うさぎのつぶやき メタボリック株式会社
・新時代を拓く最新施工技術 情報化による生産合理化の展開
著者:
出版社:建築技術
サイズ:B5
ページ数:226
発行年:2010.02
