建築技術 2012年04月号 規基準の数値は「何でなの」を探る Part3
■特集 規基準の数値は「何でなの」を探る Part3 監修:寺本隆幸
数値よりも本質が大切
・構造
震度階の上限/単板ガラスおよび合わせガラスの許容耐力算定式/塔屋設計字の地震力/壁量計算における屋根の荷重想定/床用・小梁用・架構用・地震用載荷荷重/積載荷重(廊下玄関・階段、非歩行の勾配屋根、保育園と教室)/RC構造のラーメン部分のせん断力を割り増す根拠と計算方法/建築基準法の偏心率とRC造耐震診断時のSD指標による偏心率の算定方法の違い/二次設計での地下の耐震設計/設計用ベースシア係数の下限値/塔状建築物に関する塔状比4超の根拠/RC造の耐震診断におけるIs値とCTU・SDとの関係/架構の角度補正におけるIs値の補正 他
・材料・施工
無収縮グラウトやセメント系の補修材料のRC造躯体への使用/コンクリート強度の管理材齢の日数/コンクリートに含まれる塩化物イオン量とアルカリ総量の根拠/不燃、準不燃、難燃材料が要件を満たす時間/接着系アンカーの適用可能種類とあと施工アンカーの埋込み長さ/JIS A 6909の表7の照射時間の数値/ルートギャップ7mmの理由
・仕上げ
鉄骨のさび止め塗装と膜厚検査/カーテンウォールの層間変位追従性能の規定値の根拠
・計画
高齢者等配慮対策等級における勾配等の緩和の理由
・防火
防煙壁の高さ50cm以上の基準/60分準耐火構造を1時間耐火構造の要求性能の違い
・環境
居室の1時間当たりの換気回数/クロルピリホスとホルムアルデヒドの築後経過年数/次世代省エネルギー基準における地域ごとの基準値の差
■特別記事
・鉄骨ラーメン構造の柱脚損傷を抑止する新しい構法 層中間型柱脚機構(その1)
・福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋カバー工事の取組み その1 構造計画および施工計画
・東日本大震災の被害報告 その7 鉄骨置き屋根構法によるアリーナ建築の被害と大震補強
・東日本大震災と防煙垂れ壁 震度4クラスまではほぼ異常なしと想定していたが!
■architectural design
・東北大学片平キャンパス/インテグレーション教育研究棟
東北大学施設部・キャンパス計画室+三菱地所設計
著者:
出版社:建築技術
サイズ:B5
ページ数:210
発行年:2012.04
